9.25.2007

タマン・ネガラ国立公園での宿探し

マレーシア半島の内陸部に位置するタマン・ネガラ国立公園は、主要な観光スポットになっている。このジャングル、1億3千万年前から存在していると言われている、世界の中でも最も古い熱帯雨林の一つ。

ジャングルと言っても、動物や植物だけが生息しているわけではない。このジャングルでは、太古から森と共に生きてきた先住民族の子孫たちも生活している。後に移住してきたマレー系やイスラム系の人々、観光客も加わり、Tembeling 川周辺は日常の賑わいを見せている。

Tembeling 川に沿うようにして、ロッジやホテル、キャンプサイトなどの宿泊施設、ツーリスト・インフォメーションセンター、レストラン等が揃っている。現時点で、国立公園内の宿泊施設は、Mutiara Taman Negara というホテル1つのみで、他の16に及ぶ宿泊施設は、Tembeling 川の逆岸にあるカンプン・ クアラ・タハン(Kampung Kuala Tahan) という地域周辺に位置している。




私たちが泊まったのは、Durian Chaletという、Tembeling 川から坂を登っておよそ15分のところにある、静かな宿だった。川沿いのホテルは、観光客で込みごみしていて、どうも落ち着けない。少し離れた村の中にあるこの宿が格段気に入った。ドミトリータイプの部屋、バンガロー、シャーレー、ファミリールームがあって、値段はRM10~50と安い。頼めば、無料で、Tembeling 川まで車での送迎もしてくれる。




私たちが宿泊したバンガロー。簡素だが清潔な部屋。ファンとトイレ、水シャワー付き。私は慣れるのに少し時間が掛かったけど、熱帯雨林気候なだけあって蒸し暑いので、水シャワーが爽快だったりもする。




宿泊には朝食が付いてくる。この食堂では、ローカルなマレーシア料理が楽しめる。値段も格安で、美味しかった。

はるばる違う土地を旅するなら、どこそこのシェフが作る洒落たレストラン料理より、地元のおばちゃんたちが作ってくれた家庭料理の方を食べたいな~、と私は思う。


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