Sierpeの町で生まれて初めて聞いた音。
チリン、チリンと甲高い声が空いっぱいにこだましていた。
コルコバード・ジャングルエコロッジに到着してからも
その不思議なほど心地よい音がどこからともなく聞こえてきた。
コスタリカ人で宿のオーナー、カルロスに尋ねた。
「あぁ、あれはね、Tree Frog と言って、木に住むカエルの鳴き声なんだよ」
『あんなにきれいな声で鳴くんだ・・・。』
カエルの鳴き声は、ゲロッ、ゲロッ、だと思い込んでいた私にとっては、
中でも、鮮やかな警戒色をした毒ガエル(上の2つの写真)なんかは、
あまりにカラフルでキレイなので、気持ち悪いという印象は全くない。
カエルは、自然環境のバロメーター。
きれいな水と空気、適切な気温に湿度がないと生きてゆけない。