8.23.2007

環境保全のホットスポット、コスタリカへ

中南米にある、軍隊を持たない国、コスタリカ。 コスタリカは、近年のエコツーリズムブームを先駆けた環境保護のホットスポットとしても名が高い。
環境保全に今後携わって行こうと思う以上
やはり一度自分の目で見てみたいと、
むしろ衝動的な感覚でコスタリカへ行こうと思った。
初めてコスタリカに行ったのは、2005年の6月のこと。

首都のサンホセ市内で長距離バスに乗り込んだ。

San Jose - Palmar Norte - Sierpe

サンホセ国際空港に到着してから、同日でここまでバスで移動した。

昼過ぎにサンホセを出発し、
Sierpeに到着した時は辺りは既に真っ暗だった。

スペイン語が話せなくて四苦八苦しながらも
なんとか、チケットはバスの中で買えるとわかり
ほっと一息。

そんなこともつかの間で、
バスに乗ったら席がない。

その後しばらくして

一緒に旅した友達と、席はばらばらになったけど
なんとか座ることが出来て、ちょっと安心した。

なにせ、目的地まで6時間の長旅だったからね。

バスの中は人であふれかえり
それでもまだ人は乗って来た。

チケットを掲げて、

「ここは俺の席だ」と言われ
何しろスペイン語が全くわからなかったので
言われるがままに席を立つはめになった。

結局友達も私も
バスの床の上で
体育座り・・・。

このバスが、また、揺れる揺れる。

よく舗道されていない道をすごいスピードで走るバス。
途中でスコールにみまわれ、
熱帯地域に来たんだなぁ、としみじみ思った。

疲れてうとうとしていたら
近くに座っていたかわいい青年が
席を交代に座ろうって言って譲ってくれた。

その青年、コスタリカの隣の国、パナマの出身だった。
私のつたないスペイン語と彼のつたない英語がまじり
なんとかわずかに意思疎通ができ、
長いバス旅が、少し余計に楽しくなった。

この1年半後に私がパナマ行くきっかけになったのは
実はこの青年との出会い。

彼の出身国のパナマとは
どういう国なのか、ちょっと見てみたくなったから。

ちょっとしたきっかけで
次の行き先が決まる。
ちょっとした出会いから
自分の人生に新しい何かが加わる。
そんなゆとりのある感じが好きだ。


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