9.14.2007

コスタリカで、アドベンチャー

同じジャングルでも、地域が変われば、生態系や地形、気候まで異なる。
従って、ジャングルでの楽しみ方も多少変わる。

私が実際に体験した、コスタリカのジャングルでのおすすめは、

● トレッキング

トレッキングコースは、整備されていないので、特に雨期は滑りやすい。

● ジャングルのナイトツアー 

真っ暗とはこういうことか、というくらい暗い。
それでも、辺りいっぱいに生き物を感じられるので、怖いという感情は全くおきない。

● バードウォッチング (野生動物の観察)

コンゴウインコ(Scarlet Macaw)の一種。色鮮やかでとても大きい。
ただ、森林破壊とペット取引により、種によっては絶滅の危機にも瀕している。

● キャノピーウォーク 
(天蓋に作られたつり橋を歩いて、辺りのジャングルを眺望することが可能)

運が良ければ、木の上の方に生息する動物が見られるかも。

● 川や湖で遊泳

不思議なほどきれいな緑色をした川だった。ここでお弁当を食べ、川で泳いだ。
現地の人たち数人で遊びに行った場所なんだけど、
みなゴミを一つ残らず持ち帰っているのが印象的だった。

● 宿付近の村の散歩

人間の住む村には、家畜のウシたちがほのぼのしていました。

● ビーチや大自然の中でひたすらリラックス

zzz...


トレッキングは、昼と夜、両方経験すると面白い。
一番衝撃的だったのは、聞こえてくる音が全く違うということ。
昼は、鳥やサルなど昼行性の動物の声が響き渡っている。
変わって、夜は夜行性の動物たちがジャングルを支配する。
運がよければ、珍しい動物にも遭遇出来る。
動物の足跡や糞を見つけてては、どんな動物がそこを通ったのか、
想像が膨らむ。

コルコバード国立公園隣接の宿泊先で寝ていた時のこと。
夜中、すごく低い声でうなりをあげる生き物の声で目が覚めたことがある。
びっくりして部屋の外に飛び出すと、既にオーナーのカルロスがベランダから様子を見ていた。

ジャガーだった。



Souce: Wikipedia

話を聞くと、宿で飼っている犬を狙って、時々ジャガーがやってくるらしい。
辺りは真っ暗で、実際にジャガーの姿を見ることが出来なかったのが残念だった。それにしても、あのうなり声は、ものすごい迫力だったな・・・。

人間は、ジャガーにとって『獲物』ではないので、襲われる心配は低い。
むしろ、近寄ってこないので、ジャガーを見つける方が難しい。
ただし、子育て中の生き物には、絶対に近づいてはいけない。
普段人間を襲わない生き物でも、子供を守るため、飛び掛ってくる恐れがある。

余談だが、子供の頃、子育て中のかわいい飼い犬の側まで
ご飯を持って行ってあげたことがある。
そうしたら、手を噛まれた!
それ以来、子育て中の動物は油断出来ないな、と思うようになった。

コスタリカでは、上で挙げた他、
ラフティング、カヌー、ダイビング、シュノーケリング、乗馬、バンジージャンプ、火山歩き、温泉、カメの産卵見学、など楽しみ方も色々。

素晴らしい大自然があってこそ楽しめるっていうものばかり。
ジャングルに行くことで、自然環境が壊されてしまうのなら、それは本末転倒。
だから、持続可能な観光(サスティナブル・ツーリズム)がとても大切。
それについての詳しい話は、またの機会とすることにします。
 
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