3.31.2008

トレッキング1: Dernier Falls (レベル3)

ドミニカをトレッキングしていると、ほとんどの場合、清流や滝に行き当たる。
滝を最終目的地に設定したトレッキングコースもたくさんある。

ドミニカに到着した翌日、何から始めようか考えた。
小手調べに、ガイドブックでレベル3に位置づけされていた滝まで
トレッキングをすることにした。
その名も、Dernier Falls。
ガイドは必要ない。簡単そうだ。

宿泊先からそのまま歩いて行けるので、車の手配をする必要がなく便利だった。
Dernier Fallsは、Grand Fondという村から少し外れたところにある。



村までは、畑を通り抜け、山の傾斜をひたすら登る。
写真右の植物は、タロイモの葉。



村までの道のりですら、都会から来た私には、相当きつかった。
Grand Fondからは、舗装された一本道をひたすら歩き続けた。




現地では、軽トラックがあちこち走っていて、
その荷台に乗せてもらうためにヒッチハイクすることは、ごく一般的。
地元の人も、旅行客も普通にヒッチハイクする。
ヒッチハイクがドミニカでは本当に便利。

歩き疲れた頃に、軽トラックがやってきたので、Dernier Fallsへのハイキングコース入口まで乗っけていってもらうことにした。
入口で降りると、その親切なおじちゃん、自分の畑へ私たちを案内してくれた。



バナナ、タロイモ、ココナッツが見事に育っていた。



手土産に、大きなタロイモを一つ引っこ抜いてくれた。




Dernier Fallsまでは、急な傾斜を30分ほど降りて行く。
傾斜と言っても、よく整備されていて、土と木の根で作られた階段を下りて行くので、多少歩きやすい。この30分が、想像以上にきつかったが、滝の下にできた天然プールを見た瞬間に疲れが吹っ飛んだ。



はっとするほど冷たく透き通った水。



滝の水が、川に向かって噴き出していた。


トレッキングをする際に気をつけないといけないのは、日があるうちに宿まで辿り着くこと。
油断していると、あっという間に真っ暗になってしまい、足場が見えなくなってしまう。

来た道をひたすら戻るのは、疲れた足にはとても長く感じられた。
帰り道、あるお兄さんに呼び止められ、バナナとゆで卵をもらった。
それらを食べた後は、足取りが少し軽くなった。

お土産のタロイモを片手に、くたくたに疲れて宿に戻ったけれど、
ドミニカの人たちの優しさと人懐っこさが、本当にうれしい一日だった。


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